eyelessfish




にゃっ
にゃっ


っていう短く小さい声が、かわいかったなあ。


この2週間、本当に大変だったけど、
お嬢様のお世話、してみてよかったなあ。


もう不幸な子猫には出会いませんように。
幸せな猫になれますように。



別れがなぜ泣けるのか、わかった。
離れたら寂しいんだ。
それだけのことだった。


傍から消えるということがこんなにも寂しいとは。



久しぶりにたくさん食べた。
久しぶりにゆっくり寝る。
一人の心地よさを思い出していく。



そうやって色々やっていくうちに大人になるのだなあ。
ぬくもりを知って、失って、恋しがって、
また忘れて、見つけて、大事にして。



最後の朝、やっとゴロゴロいっていた。
さんざん、おしり拭いてくる嫌な人だったであろうぼく、
最後に安心したって言ってくれてありがとう。
ぼくも安心した。



にゃにゃっ


スポンサーサイト


この記事へのコメント
Name
Title
E-MAIL
URL

password
管理者にだけ表示を許可