eyelessfish
2015.08.07_00:48


眠って眠って眠って、
晩から朝まで、朝から晩まで眠り続けた。
休みは3日間。
その間ずっとだ。

ぼくは仕事をやめる。
何もしなくてもよくなったら、
ぼくはこうやって
ずっと眠り続けるのではないかと思うと
少しこわい。
何もしなくていいってことなんてないのだから
何かしなくてはと焦るのかもしれない。
それでやっぱり寝るのかもしれない。

ぼくと彼女、その間に股がる何か、
その上から覆う何か、
その下からかかる何か、
それらがなくなり
空と空気と大地だけのようなシンプルな世界で
ぼくは彼女と向き合えるだろうか。
彼女はぼくを見失わないだろうか。


彼女の寝息は聞こえてこない。
きっとわずかな意識の中でぼくを追っている。
そのまま眠ってしまえば夜は短いだろう。
寝よう。長い夜を得るために。


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