eyelessfish


誰もがズバリと解決できない問題があって、
次から次へと話を聞きつけた人がやってきて、
あーでもないこーでもないと言い合っていた。

その中で一人だけ淡々と仕事をしていた人、
その人こそが
ぼくの一番のお気に入りの人物だった。

その人は普段通りに日頃から行っている仕事を、
時間通りに手順通りに行っているように見えた。

意外な一面だった。

この人は人々がわちゃわちゃしているとき、
(わちゃわちゃっていう?)
一歩引いたところで見る人なんだなあと。

聞いているのかすら断定できず、
もしかしたらその最中は全く聞いていないのかもしれない。
少し静かになったところで口を開き、
「で、どうなった?」
と、結果を聞いてそれに従うスタンスなのだろうか。

おっとりしているとも言えるし、
ちゃっかりしているとも言える。
そういったところが憎めない気もする。

こちらが困るというか照れるくらいの積極的な一面があるのに、
ひどく受け身な所があるのだ。

ひと回り以上年上だし、
ご結婚もされているし、
ぼくが特別に思うことも、
ぼくを特別に思うこともないのだけど、
お気に入りの人がいるだけで、
ぼくは仕事が楽しい。

きっとぼくはひと回り以上年下だし、
私が特別に思うことも、
私を特別に思うこともないのだけど、
お気に入りの子がいるから、
ちょっと寄ろうかしらって思ってくれているのはわかる。

機会があったら伝えてみよう。
見当はずれかもしれないし。
実はすっげえ聞き耳立ててたりして。笑
それならそれでも、
お気に入りはお気に入りだからお手上げだ。
何も覆せない。

で、その問題は一体どうなったの?



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