eyelessfish


【ドラマの中に入りたければ、
ドラマを見ながら寝るということ】






この人、文の方が好きだな。
そう思って、
夜中の最後のメールを噛み砕いて噛み砕いて読む。
もう一度だけ返事をしたい気持ちを抑えて、
一文字一文字を大切に読む。

「夢で行けるといいですね。」

そうやって言ってくれたから、
勇気を出してメールをしてよかった。
この気持ちを共有してよかった。

光に誘われてゆらゆらと深い海を漂う。
そんな夢に行けたらいいな。



(文字で落とせますよって、明日教えてあげよう。)





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アパートの共用部の入り口、
入ってすぐの隅っこで茶色い蛙が固まっていました。
深呼吸をして身体を休めていました。
いくら蛙でも、
この台風の雨風には
さすがに息が上がったのでしょうか。
この蛙、きっとぼくが運転する車の前を横切った蛙です。
ヘッドライトに照らされて、
跳躍し体を伸ばしきったその姿は白く輝いていました。


ぼくはすっかり疲れてしまって、
近頃世の中のことがどうでもよくなっておりました。
たまに、誰のことも自分のこともどうでもよくなる気持ちです。
ノロノロ台風がもう近くまで来ていることも知らなかったのです。

台風が今日来ることを聞いて、
職場の近くでまた生まれてしまった
子猫たちのことを心配して、
あの小さな子猫たちは大丈夫でしょうか?
と、店長にたずねました。


「あなたより、
自然で生き抜いてる猫のほうがどうするべきかわかってるでしょ。」


・・・・


一生懸命生きていないのに、
いつも助けを求めている自分。



スカーンッとやられましたな。



近頃わがままになっていたと思うので、
明日からリセットし、
いや、今からリセットし、
恩をしっかり返したいと思います。



花火に興味ないふりをするのは辛かったな。


まめにまめに生きていれば、
いつか花火大会にも行けるのかもな。